第152回国治研セミナー
セミナーの様子
「TEACCHプログラムセミナー」
~生涯の必要な支援を提供するために~
お誘いのご挨拶
TEACCHプログラムの基本理念は、自閉症・発達障害の人がその特性をもったままで、健康に幸福に日々学び、働き、生活に喜びを実感することができるか、ということを目指して支援するものです。
過日、日本の新聞にも紹介されていましたが、この問題の先進国・英国では、自閉症スペクトラムの子どもや人々に努力を求めるよりも、その他一般社会の人たちの方が、どのような努力や協力をすることによって、そういう社会の実現をめざすことができるかという論評でした。家庭も学校も社会も、そういう理念のもとに、この子やそういう人々への協力をしようというものでした。私たちの国でも社会でも、そういう理念を求める活動が、主流を占めるようになってきたと思います。
その先駆けとしての実践を、私たちに示し続けてきたTEACCHを、ノースカロライナへの訪問や留学も繰り返しながら、我が国での臨床や教育の実践に心をつくしてきた梅永、安倍両先生と一緒に、参加者の皆さんと学び合えることは大きな喜びです。心をこめて、セミナーのご挨拶といたします。
佐々木 正美(川崎医療福祉大学・ぶどうの木)
日時・場所
2015年4月18日(土)19日(日)・ベルサール飯田橋ファースト
受講料
20,000円/2日間
※2名様以上でのお申込 19,000円
※修了証の発行希望は500円がプラスとなります。(なお、SENS更新ポイント認定用の証明書は別途発行いたします。手数料は掛かりません)
講師
- 佐々木正美先生(川崎医療福祉大学医療福祉学部 特任教授・ノースカロライナ大学医学部精神科TEACCH部 臨床教授)
- 梅永雄二先生(宇都宮大学教育学部 教授)
- 安倍陽子先生(横浜市東部地域療育センター 臨床心理士)