
ノーマライゼーション発祥の地 デンマークの優しい日常 視察 2025
<視察研修のご紹介>
ノーマライゼーション(Normalization)とは、障害のある人もない人も分け隔てなく、社会の一員として平等に生活し、活動できるようにするという考え方です。この理念は、1950年代にデンマークのバンク=ミケルセン(Niels Erik Bank-Mikkelsen)によって提唱され、その後スウェーデンのニルス=エリク・バンク=ミケルセンやベンクト・ニルソン(Bengt Nirje)らによって発展しました。
ノーマライゼーションの影響
この考え方は、北欧をはじめとする多くの国々で福祉政策に影響を与え、障害者権利条約(CRPD)やインクルーシブ教育、障害者雇用の推進などにつながっています。日本でも、バリアフリー化や共生社会の実現に向けた取り組みが少しずつですが進められています。
ノーマライゼーションは、「特別な存在」として扱うのではなく、「ともに生きる社会」を目指す理念です。この考え方を基に、福祉や教育、労働の場での支援が広がっています。
本研修ではデンマーク障がい者協会を訪問し、ノーマライゼーションの理念についてご教示いただきます。また、さまざまな障害のあるお子さんのディケア施設、また身体・精神に障害を持つ 方の活動や学習支援、雇用を提供している団体など視察予定です。
ノーマライゼーションの考え方を理解し、年齢や心身の障害の有無にかかわらず全ての人が普通の生活を送る権利を保障しそれぞれがその人らしく生活できる社会を創るために、支援者として実践するためのヒントを見つけて頂けたらと思います。と同時に目的を同じくするご参加者同士の交流も深めて頂けたら幸いです。
訪問都市:デンマーク/コペンハーゲン、オーゼンセ |
研修期間:2025年12月7日~12月12日(4泊6日) |
最少催行:12名 (募集人員15名) |
旅行代金:5月発表予定(2名1室利用、エコノミークラス)※国内空港施設使用料、現地空港税、航空保険料および燃油サーチャージなどが別途必要です。 |
申込期日:2025年10月上旬 |