★終了しました★第180回国治研セミナー「全体構造法による失語症リハビリテーション」
「~言語障害から認知症への広がり~」
★お誘いのご挨拶★
言語に代表される高次脳機能を、人間は自分の身体(自己受容感覚)で必要な要素を知覚しながら獲得していきます。この人間科学が示す自然でダイナミックな獲得過程は、言語障害や高次脳機能障害の回復も同じであると考え探求した理論と実践の体系が全体構造法です。
本法は失語症研究から始めましたが、現在は発達障害や吃音、難聴、構音障害まで多数の領域に貢献できるようになっています。失行や失認などの合併があっても、合併症をもった全体で一人の人間の知覚構造化を促すことにより、言語と同時に合併症も改善できることも明確になりました。対応の難しい認知症においても同じ土台から挑戦しています。
本セミナーでは、全体構造法の基本理論から具体的な手段、そして実際の失語症臨床場面提示し手技や改善変化の推移を紹介します。さらに今回は「認知症」臨床への本法適応の試みと経過を伝達したいと思います。全体構造法に興味のある方、真に納得できる科学的な言語治療を探求されている方々にご参加いただけることを願っています。
道関京子
日時・場所
2019年1月19日(土)9:30~16:30・1月20日(日)9:10~16:30・新梅田研修センター
受講料
受講料:18,000円(2日間)
- 【早期割引】12月3日(月)までにお申込み・ご入金 17,000円 ※早期割引は終了いたしました。
- 【団体割引】2名様以上でのお申込み 17,000円
※修了証をご希望の場合は各受講料に500 円プラスとなります
定員
200名
講師
- 道関 京子先生 (新潟リハビリテーション大学)
- 土屋 笹奈先生(新潟リハビリテーション大学大学院)
- 李 彩織 先生(李クリニック 脳リハセンター天美)
- 山本 浩 先生(尼崎介護老人保険施設 ひだまりの里)
- 中山 正 先生(新潟みどり病院)
- 舘澤 吉晴 先生(北海道社会事業協会 余市病院))
プログラム
1日目 2019年1月19日(土)
9:00~ | 受付・開場 |
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9:30~11:00 | 「総論」道関 京子 先生 |
11:10~12:10 | 「身体リズム運動」土屋 笹奈 先生 |
13:10~14:10 | 「となえうた」李 彩織 先生 |
14:20~15:20 | 「不連続刺激」山本 浩 先生 |
15:30~16:30 | 質疑応答 |
2日目 2019年1月20日(日)
9:10~10:10 | 「非流暢性失語症例提示」中山 正 先生 |
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10:20~11:20 | 「流暢性失語症例提示」道関 京子 先生 |
11:30~12:30 | 質疑応答 |
13:30~14:30 | 「全体構造(JIST)法の認知症への取組」道関 京子 先生 |
14:40~15:40 | 「認知症症例提示」舘澤 吉晴 先生 |
15:50~16:30 | 質疑応答 |